老前整理のナッジ1


【カレンダーを利用する】




 カレンダーとシールを使うことを思いついたのは、ケアマネージャー時代の経験です。

 ケアマネージャーとして高齢者のからだと運動、介護予防の知識を得るために、健康運動

指導士の研修に参加しました。

 その時に、高齢者向けの介護予防運動講習会では、スタンプカードを作って、講習に参加

した人にはスタンプを押す。

 この方法が、高齢者の参加率を上げるのに有効だと知りました。これって子どものころの

ラジオ体操と同じだなと思いました。

 その後、老前整理のセミナーを始めた時に、片付けや整理が苦手な人に、スタンプのよう

なものは作れないかと考えたのが、このシールとカレンダーです。

 くらしかる主催のセミナーでは教材と一緒に配布していました。

 NHK学園の通信教育でも、書き込み欄を作ったカレンダーとニコニコシールを教材と共に

配布して、実行を促しました。

 皆さん、はじめは子どもみたいと思われたようですが、実行すると好評で、やる気スイッ

チが入ったとか、シールを貼るのが楽しみになったという感想をいただきました。
 
 2010年からセミナーを始め、受講者にこのようなカレンダーと市販のシールを教材として

配っていました。

(c)くらしかる

 1日3つでも、15分でも、引き出し1つでも、1日の目標をクリアできたら、シールを貼って

いきます。

 これを冷蔵庫のところなど、いつも目に入るところに貼ってもらいます。

こうするとがんばっているのも、さぼっているのも一目でわかるからです。

この方法はどなたでもできます。

市販のカレンダーにマジックで〇をつけるだけでもよいし、このようなニコニコシールを貼

るだけでも、違います。


 (c)くらしかる


 大切なのは「見える化」すること。

 カレンダーのない家はないでしょう。今日からでも始められます!


『老前整理』 『老前整理実践ノート』他より  
    





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